新たな既得権層とは
インターネットによって生まれた、既得権層のことです。
社会は変わっていない
インターネットは東京化されたに書いたとおり、 インターネットによって便利になりましたが、社会はほとんど変わっていません。
大きく社会の枠組みが変わるわけでもなく、 社会が変わらないがみんなが幸せになるわけでもなく、 ただ、「インターネットで成功した人」が既得権者層になっただけです。
どこに行っても同じような顔ぶれで、 つまらないプロレスのような、形だけの小競り合いがあるだけです。
アメリカでも?
ピーター・ティールはZERO to ONEの冒頭 No.238(Kindle)で、以下のように書いています。 なお、スタンフォード大学はアメリカのカリフォルニアにある大学で、IT関係の人材を多く輩出しています。ピーター・ティール自身もスタンフォード大学出身です。
スタンフォードやシリコンバレーだけに未来を独占させていいわけがない
自分から見ると、シリコンバレーはベンチャー企業が多く、 成功者は慈善活動を行う人が多いため、良いところだと思っていましたが、 自分が想像する以上に、社会の断絶を感じていたのかもしれません。