大腸検査とは
大腸に異常がないか検査することです。 最近主流なのは大腸内視鏡検査です。
準備が大変
大腸検査はあまり人気がないですが、 その理由は、準備が大変だからです。 一番イヤなのは、2Lくらい飲む下剤がマズイことです。 二番目にイヤなのは、前日の食事を我慢することです。
検査自体は大したことない
準備はイヤですが、検査自体は大したことないです。 なぜなら、麻酔が効いているからです。
グループとステージ
大腸ポリープを取った場合、 組織検査をしたあと、結果に「グループ◯」と言われることがあります。 ですが、ネットで検索して「ステージ◯」と見間違えて ショックを受ける人がいるみたいです。
「ステージ」はガンの中での分類で、 「グループ」はポリープの分類で、全く異なるものなので、注意しましょう。
「グループ」は、だいたい3までが良性、4がグレー、5が悪性です。 ガンになると転移の可能性がありますが、 良性のうちに取ってしまえば問題ありません。
費用
3割負担の場合、検査のみで5000円程度でした。 そのまま切除する場合は10000円くらいかかったと思います。 検査食は1200円+税でした。
検査間隔
基本的には担当医の指示に従えばOKですが、 学会や医師による参考資料を挙げておきます。
- Q19.昨年検診で便潜血反応異常を指摘され、大腸内視鏡検査を受けました。今年も受ける必要がありますか?
- ポリープ切除後の再検査間隔について
- 臨床試験の概要・目的-JPS-
- 大腸癌検診としての大腸内視鏡検査の効果:北品川藤クリニック院長のブログ:So-netブログ
自分の場合はポリープを取ったときには、来年にも来てくれと言われました。 その次の年に異常がないと言われたときは、2〜3年後でいいと言われました。 別の医師の話では、異常がない場合は定期的に受けるとしても 5年に一度でいいと言われました。
医師によってバラバラですが、その理由は、日本で統一的な基準がないのと、 あくまで「確率」なので、どれくらいが妥当とは言えても 個々人にとってどの感覚が正解かは決められないからです。
ただし、便潜血検査は毎年受けた方がいいです。
医療費控除
検査をして異常がないときは、医療費控除の対象にはなりません。 ただし、ポリープを取ったときは、検査も医療費控除の対象になります。
No.1122 医療費控除の対象となる医療費|所得税|国税庁
医療保険の適用
保険金支払いは対象となる場合と、ならない場合があります。 自分は規約上対象外でした。
医療保険・生命保険への加入
当然ですが、手術なので告知は必要です。 グループと保険次第ですが、グループ3までなら良性なので、 保険会社次第ですが、生命保険への新規加入は可能です。 医療保険は厳しいので難しいかもしれません1。
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そもそも医療保険の必要性も微妙ですが。 ↩︎