国際化(i18n)とは
プログラミングの文脈で、 ソフトウェアをいろいろな国、地域の文化に対応させることです。 “i18n"と呼びますが、国際化を表す英単語 “internationalization” は長いため、 最初の"i"と最後の"n"の間に18文字あることから、i18nと略されています。
国際化の例
- いろいろな文字コード(文字集合 + エンコーディング)に対応する。
- 表示するメッセージをユーザが使用する言語に「できるようにする」。
- 通貨の区切り
- 小数点が”,“となる国がある
- タイムゾーン、夏時間など
地域化(l10n)との違い
国際化と合わせて使われる単語に地域化(localization, l10n)がありますが、 i18nが「いろんな国、地域で使えるための仕組み」なのに対し、 l10nは、「いろんな国、地域で使うための実際の対応」になります。
例えば、メニューにいろんな言語を使えるようにすることはi18nなのに対し、 翻訳テキストを作成するのは、l10nの範疇です。