辞書: KISSの原則

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KISSの原則とは

“Keep it simple, stupid” などの略で、 日本語では「シンプルにしとけ。バカ野郎!」みたいな感じです。 “Keep it short and simple"など他の略であることもありますが、 基本的な意味は同じです。

KISSの法則が紹介されている場所

羽生さんのベストセラー「決断力」の No.233(Kindle)「第一章 勝機は誰にもある 2 勝負どころではごちゃごちゃ考えるな。単純に、簡単に考えろ」に出てきます。

アメリカのカーネギー・メロン大学でロボットの研究をしている金出武雄先生から、 面白いことを聞いた。 学生を指導するときには、「キス・アプ ローチでやれ!」というそうだ。 キス(KISS)というのは “Keep it simple, stupid” の頭文字である。 軍隊用語から来た俗語で、軍曹が部下に「もっと簡単にやれ、バカモン」 という感じだという。これはエンジニアリングの基本的な考え方で、 コンピュータの能力が低い時代は、 よいアイデアでもコンピュータの解ける範囲に、 無理に押し込めなければならなかった。 「(コンピュータの進歩した)このごろはむしろ、問題を、定義されたままに 解いた方がいいのです。当然ながら鮮やかにかつ正しく解けますから、 かえって実現も意外とやさしい」 と、だから学生にはごちゃごちゃ考えないで、「キスで行け」と言うのだという。

参考文献

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