SOAPとは
Webサービスのプロトコルです。
元はSimple Object Access Protocol
の頭字語でしたが、
今は頭字語ではないそうです1。
UDDIこけたら皆こけた
SOAPは今でも使う機会はありますが、もう今ではレガシープロトコルになっています。 RESTと比較する向きもありますが、SOAPがレガシープロトコルになった理由は、 UDDIがこけたからだと思っています。
2002年頃のWebサービスの技術は、SOAP、WSDL、UDDIの3点セットで語られていました。 しかし、そもそも未知のWebサービスを見つける必要性がないので、UDDIが廃れました。 UDDIが廃れると、プログラムで自動的にAPIの仕様を解釈する必要性がなくなります。 なので、WSDLが廃れました。
WSDLとUDDIが廃れると、 WebサービスをRPCのように呼び出せる機能の必要性がなくなりました。 すると、SOAPの機能は冗長になってしまいました。
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SOAP Version 1.2 Part 1: Messaging Framework (Second Edition)に
n previous versions of this specification the SOAP name was an acronym. This is no longer the case.
と書かれています。 ↩︎