SSDとは
Solid State Driveの略で、フラッシュメモリを使ったものです。
- メリット
- 速い
- 衝撃に強い
- デメリット
- (HDDと比べると)高い
- 書き込みに限界がある
- 解決した問題
- プチフリ
速度差
WD20EARX(SATA 6.0Gbps, 5400rpm)と A-DATA S510 AS510S3-120GM-C(SATA 6.0Gbps, MLC)の比較です。
価格
SSDは価格がネックと言われてましたが、 2017年9月現在、500GB程度なら2万円かからずに買えます。 速度差を考えると、SSDを導入しない手はありません。
- 価格.com
- AKIBA PC Hotline! 相場月報
寿命
SSDの不安点の1つは、寿命ですが、 これも、ほとんど気にしなくて良いです。
自分は2011年に買ったMacBook ProのSSD(512GB、当時は10万した)を 取り外して、外付けSSDとして使っていますが、特に問題ありません。 もし寿命が来ても、これだけの速度で2万円程度で買えるなら、十分です。 HDDはバックアップ以外で使う機会はほとんどなくなってきています。
実際どれくらい使ったら寿命になるかはいくつかのサイトで調査されていますが、 ペタバイト単位の書き込みをして壊れるかどうかのようです。
どちらにしても、コントローラが壊れることもあるので、 バックアップが重要です。
記憶素子の違い
- SLC: 1セル1ビット
- MLC: 1セル2ビット
- TLC: 1セル3ビット
- QLC: 1セル4ビット
- 性能、耐久性:
SLC > MLC > TLC > QLC
- 価格:
SLC < MLC < TLC < QLC
結局どれがオススメか
SLCは個人ではなかなか買えないのでMLCかTLCになると思いますが、 この評価が一番納得できると思います。
要はMLC, TLCは内部にSLCやDRAMによるキャッシュを持っている(はず)ので、 普段使っている分には十分速いのですが、キャッシュサイズを超えると、 TLCは途端にコピーが遅くなります。 10GBほどなら問題ないので、これで十分というケースも多いと思います。 あとはお金との相談ですね。