客先常駐とは
二度とやりたくない仕事です。
生産性を下げる諸悪の根源
派遣社員については別途下に書きます。
サービスインのときなど、一時的に客先に常駐するならまだ分かります。 問題なのは、プロジェクトの最初から最後まで客先で仕事をすることです。 これだけのデメリットがあります1。
- 長時間の通勤を強いられる。
- 机やマシンは最小限のものしか与えられない。
- 仕事に自由がない。
まず、客先常駐を強いる企業は、だいたいは東京都内にあります。 なので、都内に住んでいない限り、長時間の満員電車を強いられます。 自分のケースでは、神奈川県大和市から片道2時間かけて通勤していました。
次に、開発環境が劣悪なことが多いということです。 1つは、東京都内は地価が高いため、十分なスペースが取れないこと、 そして、「使ってやってる」という意識が高いため、 開発者のことは微塵も考えないことが大きな理由です。 机は最低120cmはないと辛いですね。
最後に、仕事に自由がないことが生産性を下げています。 これは何かというと、常駐先以外の仕事ができないということです。 持ち帰りの仕事なら、同時に複数の仕事を受けることも可能です。
もちろん複数の仕事と言っても単にバラバラなら負担が増えるだけですが、 似たような仕事なら、効率化可能です。 つまり、生産性を上げる動機があるということです。 逆に言えば、客先常駐では生産性を上げる動機が全くありません。
派遣は見直されるべき
(ここは改めて書き直す予定です)
ただ、派遣についてはもっと見直されるべきだと思っています。 自分としては派遣という形はあくまで働き方の1つとなるのが理想なので。
実際は派遣は登録型派遣と常用型派遣があります。
登録型派遣については待遇についても扱いについても正社員より下です。 常用型派遣については正社員なので立場は安定していますが・・・
「同一労働同一賃金」によって待遇は改善される方向ですが、 不安定な立場であることは変わりません。 正社員が解雇規制で守られすぎているというのもありますが、 不安定な立場なら正社員よりも高い報酬を得るべきではと考えています。
あと、いつの間にか派遣の許可の条件にキャリアアップ措置の実施が入っているみたいですね。
-
渋谷で仕事するいわゆる「Web系」は結構違うようですが。 ↩︎