目の前で倒れている人を助けられるかとは
自分が人を見極めるときに使う手法で、 ある見極めたい人Aがいて、Aの目の前に人が倒れたときに、 Aが助ける姿を想像できるかで判断することです。
思いっきり主観なので公言しませんが、 だいたい人柄が想像できます。
注意すべきは、先入観を可能な限り排除する。 「この人は嫌いだから目の前に人が倒れていても助けないはず」と思うようではダメです。
主なパターン
- 助けられる人
- 本心から助けようとする人
- 普通の人。基本的には問題ありません。
- 演技で助けようとする人
- 打算が働く人。問題ありそうに見えますが、案外問題ないです(道を踏み外さない)。
- 本心から助けようとする人
- 助けられない人
- 目の前に人が倒れていても、踏んづけて演説をしてそうな人
- ヤバい人です。
- 目の前に人が倒れていても、踏んづけて演説をしてそうな人
目の前に人が倒れていても、踏んづけて演説をしてそうな人
この判断で人を見ているのは、 その人が、主義主張より大事なものがあるかどうかです。 そのために、目の前に人が倒れていたら、相手が誰だろうと助けられるかを想像しています。
行動よりも人柄
“ORIGINALS” No.3348(Kindle)「PART6 「はみ出す人」こそ時代をつくる」に以下のような記述がありました。
虐殺を救ったある人の言葉で、心に響くものを紹介しておく。 「ある特定の宗教を選んだからといって、 ユダヤ人が迫害されるなんて理解できないし、許せません。 ユダヤ人を助けたのは、溺れる人を助けることと同じです。 目の前で溺れている人を見て、 “あなたはどの神さまを信じていますか?” なんて聞かないでしょう。 そこへ行って助けるだけのことです」