ZERO to ONEとは
ピーター・ティールの著書です。
頭の強い人
正直この本を読むまでピーター・ティールのことは全く知りませんでしたが1 この本を読んだ時に、「頭が強い人だな」と思いました。 自分は他の人を「賢い人だな」とか「頭の良い人だな」と思うことはよくありますが、 「頭の強い人だな」と感じることはめったにありません。
こう思う人はだいたい数学か哲学専攻なのですが、予想通り(?)、哲学専攻でした。
幸福な企業はみなそれぞれに違う
この本で個人的に面白いと思ったのが、 「幸福な企業はみなそれぞれに違う」という言葉です。
競争はみんなを不幸にするという意味で使っていますが、 この元ネタはアンナ・カレーニナの冒頭なんですね。 個人的によく知っているからでもありますが、 こういう例えができる人はいいなと思いました。
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もちろん彼が創業したPayPalは知ってます(使ってます)。 ↩︎