マニュアル
tnsnames.ora
ローカル・ネーミング・パラメータ(tnsnames.ora)
パス
- デフォルト:
$ORACLE_HOME/network/admin
- 環境変数:
TNS_ADMIN
ユーザが所有する表
select * from USER_TABLES order by TABLE_NAME;
ディレクトリ・オブジェクト
OSのディレクトリ構造に依存しないように、名前をつけたもの。
エクスポート・インポート
従来からのexp/impツールと、Data Pump(データポンプ)というexpdp/impdpツールの2種類がある。
- exp/imp: クライアントで実行される
- Data Pump: サーバで(PL/SQLとして)実行される。
Data Pump(expdp/impdp)の使い方~エクスポート/インポート、データ移動、論理バックアップ | Oracle オラクルエンジニア通信 - 技術資料、マニュアル、セミナー Blog
Amazon RDSの場合は、以下のページからたどれる「Strategies for Migrating Oracle Databases to AWS」 というPDFによると、
次のように書かれている。なので、可能ならData Pumpの方が良さそうです。 (もちろん他のツールが使える場合はそれも検討)
- Oracle Export and Import Utilities(exp/imp)): 10GBまで
- Oracle Data Pump: 5TBまで
Oracle 11gR2以降のexp/impの罠(Enterprise Editionのみ)
Oracle 11gR2以降のEnterprise Editionではデフォルトで遅延セグメントが有効になっており、 expコマンドでエクスポートすると、テーブルが見つからない現象が発生するようです。
- Oracle 11.2以降で exp/imp によるバックアップ・リストアに失敗する - tekkの日記 C#,VB.NET
- Oracle エクスポート時にテーブルが欠ける件 | 技術的なこと、あれこれ
- 遅延セグメント作成 - オラクル・Oracleをマスターするための基本と仕組み
- データベース・ユーティリティの新機能
幸いにも(?)この機能はEnterprise Edition限定の機能のようです。
国際化
NLS_LANG
ほとんどの環境変数はNLS_LANGから導出されるようです。
Amazon RDSで確認してみましたが、これらの値は設定できないものが多いため、 クライアントで設定するのが良さそうです。
実際確認してみましたが、NLS_LANGUAGEはAMERICAN, NLS_TERRITORYはAMERICAになっていました。
文字コード
- 開発 > グローバリゼーション・サポート・ガイド
- キャラクタセット(12c リリース2)
- 「A.4.1 推奨するデータベース・キャラクタ・セット」にあります。
公式サイト
関連項目
逆引きマニュアル
- Data PumpによるインポートでORA-39001が出る場合の確認項目
- Oracle Data Pumpによるエクスポート
- DockerでOracleデータベースを使用する方法
- Oracleインストーラをフォアグラウンドで動かす方法