アジャイルとは
機敏なことです。 ここでは主にアジャイルな開発について書く予定です。
アジャイルソフトウェア開発宣言を見て感じたこと
いろいろ書かれていますが、一番大きいのは「信頼を前提」だと思います。 日本IBMのときにいろいろ嫌なことがあったのですが、 あのときは「不信を前提」として動いていたのが一番つらかったです。
アジャイル開発=野戦築城
Q. アジャイル開発を築城に例えると A. アジャイル開発を城造りに例えることは可能だが、誤解してはいけない点がある。 「初週に石垣を作って、2週目に二の丸を作って、3週目に天守閣を作って姫路城のような立派なお城を建てる」というプロジェクトの進め方はアジャイルではない。 アジャイルは「初週に柵を立てて最低限の防御力(MVP)を確保し、2週目には壕を作り、 3週目には曲輪を広げ徐々に防御力を高めていく」ような野戦築城に例えられるだろう。
2018年にドラゴンクエストビルダーズやってたのですが、そんな感じが体験できます。 まず簡単な土壁で寝るところを作って、それから石壁にして、罠を付けていく。
LeSS(Large-Scale Scrum)、mixiの例
Large-Scale Scrumという考え方(知りませんでした)や、feature teamの方がいい、 そして成功例としてmixiの組織改編と面白い記事です。
スクラムかカンバンか
アジャイルソフトェア開発で広く使われる手法として、スクラムとカンバンがあります。
自分の印象ですが、タスク管理で言えばこんな感じかなと。
- スクラム: GTD(レビュー重視)
- カンバン: タスクシュート(流れ重視)
あとメンバーに求められるものもやや違いますね。
- スクラム: 役割を分けない(フラット)
- カンバン: 役割を分ける(スペシャリスト)
- ただしどちらも1つだけでなく複数のことをこなせる、多能工的な人材が要求されます。
あと特徴としてはスタートです。
- スクラムはチーム結成から入るので、新規プロダクト向き。
- カンバンは現状から入るので、既存プロダクト向き。