辞書: SDカード(microSDカードなど含む)

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SDカードとは

ちっちゃいメモリカードです。

用語

  • バスインタフェースの速度: UHS-I, UHS-II, UHS-III
  • スピードクラス: 書き込み速度の規格。
    • スピードクラス - SD Association
    • スピードクラス
      • 一番古い規格。最大10(10MB/sec)まで
      • C の中に入っている数字
    • UHSスピードクラス
      • 少し新しい規格。1(10MB/sec)と3(30MB/sec)がある。
      • U の中に入っている数字
    • ビデオスピードクラス
      • 一番新しい規格。V6(6MB/sec)からV90(90MB/sec)まで。
      • V と数字
  • アプリケーションパフォーマンスクラス: 読み書きのIOPSとシーケンシャルの最低処理速度
  • 読み書き速度: 規格がないため、記載で判断する。

流通

自分は基本的にSanDisk使ってるのですが、流通が微妙です。 microSDカード128GBのやつだとこんな感じ。

  • 国内正規品: SanDisk: 5,980円(ヤマダ)
    • ちゃんと保証がある。しかしボッタクリと言っていいほど高い。
  • エコパッケージ: 2,980円(Amazon)
    • なぜこれだけ安くなるか謎なもの。
    • Amazon.co.jpが販売しているものなのでたぶん大丈夫(最悪でも返品は可能)。
  • 並行輸入品: 2,280円(Amazon)
    • ハズレもある。容量をごまかしている場合、途中でデータが破損する。
  • 風見鶏: 1,853円

ロゴと選び方

  • ローマ数字(I, II, III): バススピード
  • C の中の数字: スピードクラス。10の場合書き込み速度が10MB/secになる。
  • U の中の数字: UHSスピードクラス。1の場合書き込み速度が10MB/secになる。
  • V と数字: ビデオスピードクラス: V30の場合書き込み速度が30MB/secになる。
  • A と数字: アプリケーションパフォーマンスクラス

基本的には次のような感じかなと。

  1. 使いたい機器のバスインタフェースにあったもの
  2. スピードクラス、パフォーマンスクラスの指定がある場合は、その条件を満たすもの
  3. 1と2の条件を満たすもので、価格、スピード、信頼性のバランスを考える。
    • SSDと同じくフラッシュメモリなので、余裕を持った容量の方がいいかもしれない。

Nintendo Switchの場合

Nintendo Switchで使用するmicroSDカードの仕様については以下のサイトに書かれています。

このページには以下のように書かれています。

  • 高速なmicroSDカードの目安
    • UHS-I(Ultra High Speed Phase I)対応
    • 読み込み速度 60~95MB/秒(読み込み速度が速いほど、Nintendo Switchをより快適に遊んでいただけます)

これは次のようなことかなと。

  • Nintendo SwitchはUHS-Iバスに対応
    • 逆に言えばUHS-II以降は未対応なので買っても意味がない(速度は上がらない)。
  • スピードクラスの指定はない
    • ゲームという性質上、読み込みがほとんどなので。
  • 読み込み速度の指定がある
    • 当然読み込みが速いほうが起動が早い。