SDカードとは
ちっちゃいメモリカードです。
用語
- バスインタフェースの速度: UHS-I, UHS-II, UHS-III
- バスインターフェーススピード - SD Association
- UHS-Iの場合、最大104MB/s (SDR104)のようです。
- スピードクラス: 書き込み速度の規格。
- スピードクラス - SD Association
- スピードクラス
- 一番古い規格。最大10(10MB/sec)まで
C
の中に入っている数字
- UHSスピードクラス
- 少し新しい規格。1(10MB/sec)と3(30MB/sec)がある。
U
の中に入っている数字
- ビデオスピードクラス
- 一番新しい規格。V6(6MB/sec)からV90(90MB/sec)まで。
V
と数字
- アプリケーションパフォーマンスクラス: 読み書きのIOPSとシーケンシャルの最低処理速度
- 読み書き速度: 規格がないため、記載で判断する。
流通
自分は基本的にSanDisk使ってるのですが、流通が微妙です。 microSDカード128GBのやつだとこんな感じ。
- 国内正規品: SanDisk: 5,980円(ヤマダ)
- ちゃんと保証がある。しかしボッタクリと言っていいほど高い。
- エコパッケージ: 2,980円(Amazon)
- なぜこれだけ安くなるか謎なもの。
- Amazon.co.jpが販売しているものなのでたぶん大丈夫(最悪でも返品は可能)。
- 並行輸入品: 2,280円(Amazon)
- ハズレもある。容量をごまかしている場合、途中でデータが破損する。
- 風見鶏: 1,853円
- 安くて信頼できるのでネットでは有名みたいです。
- リアル店舗が元町(神戸)にあります。
ロゴと選び方
- ローマ数字(I, II, III): バススピード
C
の中の数字: スピードクラス。10の場合書き込み速度が10MB/secになる。U
の中の数字: UHSスピードクラス。1の場合書き込み速度が10MB/secになる。V
と数字: ビデオスピードクラス: V30の場合書き込み速度が30MB/secになる。A
と数字: アプリケーションパフォーマンスクラス
基本的には次のような感じかなと。
- 使いたい機器のバスインタフェースにあったもの
- スピードクラス、パフォーマンスクラスの指定がある場合は、その条件を満たすもの
- 1と2の条件を満たすもので、価格、スピード、信頼性のバランスを考える。
- SSDと同じくフラッシュメモリなので、余裕を持った容量の方がいいかもしれない。
Nintendo Switchの場合
Nintendo Switchで使用するmicroSDカードの仕様については以下のサイトに書かれています。
このページには以下のように書かれています。
- 高速なmicroSDカードの目安
- UHS-I(Ultra High Speed Phase I)対応
- 読み込み速度 60~95MB/秒(読み込み速度が速いほど、Nintendo Switchをより快適に遊んでいただけます)
これは次のようなことかなと。
- Nintendo SwitchはUHS-Iバスに対応
- 逆に言えばUHS-II以降は未対応なので買っても意味がない(速度は上がらない)。
- スピードクラスの指定はない
- ゲームという性質上、読み込みがほとんどなので。
- 読み込み速度の指定がある
- 当然読み込みが速いほうが起動が早い。