辞書: 株式

投稿日: 更新日:

株式とは

会社に出資したときにもらうものです。 大きく、配当を受け取る権利と、株主総会で議決権を行使する権利の2つがあります。

株は儲かるのか?

株は儲かる儲からないという観点で語られることが多いですが、 本質的には儲かるようになっています。

純利益は基本的にプラス

その理由は、日本取引所グループの「長期データ(総合)」にあります。

どのシートでもいいのですが1、 一番長期的なデータがある「単体総合(単純)」で話をします。

1株あたり当期純利益は基本的にずっとプラスになっています。 すなわち、上場企業の純利益を合計すると、プラスになります2

純利益は、配当という形で直接投資家に還元されることもあれば、 利益剰余金3と言う形で保持されることもあります。

配当されなくても利益剰余金が増えると、 将来の配当期待が高まることで、長期的には株価が上がる要因になります。

よって、原則として、株は利益が出るようになっています。

損をするケース3つ

例外はいくつかあります。 1つ目は、当期純利益がマイナスの場合。これは過去に以下のケースがありました。

  • 1999年: アジア通貨危機
  • 2002年: ITバブル崩壊
  • 2009年: サブプライム問題

つまり、歴史に残るような経済問題があったときが該当します。 ただ、これによるマイナスはだいたい1年しかありません。

2つ目は、一部の企業がやらかした場合です。 「連結総合(加重)」の東証2部の2017年8〜9月4がマイナスになってます。 これは、東芝による影響で、一時的なものです。

この2つは一時的なものですが、もう一つ大きな問題があります。 それは、「手数料」です。

東証全体のベンチマークと言えばTOPIX(東証株価指数)ですが、 仮にTOPIXに連動したインデックスファンドを買う場合、 信託報酬がかかります。 もちろん、普通の株を買う場合にも手数料がかかります。 これは純粋な損失です。

長期分散投資が良い

ではどれくらい儲かるかというと、 先程の資料ではPER(株価収益率)がだいたい15〜20の間で推移していると分かります。 よって、逆数を取ると、5〜6%程度になります。 これから「例外」を考慮した上で、 手数料を引いた割合が長期的に儲かる割合なので、 長期的には年率4〜5%くらいになるかと思います。

もちろん、長期的には儲かる可能性が高いというだけで、 短期的にはマイナスになる可能性はあります。 なので、一般に言われているとおり、 リターンを求めるなら若いうちからの長期投資がベストです5。 ただ、20代なら自分に投資するだけで精一杯だと思いますが。


  1. おそらく単体より連結、単純より加重が良さそうですが、以下の話に本質的な差はないです。 [return]
  2. 単純株価平均は会社数や、株式分割にも影響するので、参考にならないです。 [return]
  3. いわゆる「内部留保」とほぼ同じです。ただしこれは現金とは限りません。 [return]
  4. これを書いているのが2017年10月末なので、もう少し続くでしょう。 [return]
  5. そういう自分もできてないんですけどね。 [return]