逆引きマニュアル: Vagrantで古いCentOSを使用したい場合

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やりたいこと

Vagrantで、CentOSの古いバージョンを使用したい場合の方法です。

前提条件

以下の環境で確認しています。

  • macOS 10.13.4
  • Packer 1.2.2
  • Vagrant 2.1.0
  • VirtualBox 5.2.10

概要

Vagrant Cloudを検索すれば出てきますが、 どうやって作られているか分からないものを使うのは不安なので、 自分で作るのがいいかと思います。

ゼロから作るのは大変なので、 以下のリポジトリを参考にしました。

手順

  1. git clone https://github.com/hansode/packer-vagrant-templates.git
  2. 作成したいバージョンのディレクトリに移動
  3. ks.cfgを編集
    • デフォルトではJAISTを見ていますが、このディレクトリは存在しません。http://vault.centos.org/バージョン/isos/アーキテクチャ/ に書き換えてください1
  4. make build
    • 環境によりますが、15分くらい待つと完成します。

yum updateをするための手順

そのままだとyum updateができないため、/etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repoを編集してください。 以下の記事が参考になります。

以下のコマンドで、sedで一括変更できます。

バージョン: 6の場合、

sed -ie 's/^mirrorlist\(.*\)/#mirrorlist\1/' /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo
sed -ie 's/^#baseurl=.*\/$releasever\/\(.*\)\/$basearch/baseurl=http:\/\/vault.centos.org\/6\/\1\/$basearch/' /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo

補足


  1. 一通りチェックしたらGitHubに上げておこうかと。。。 ↩︎

マニュアル