コスパよりコストとは
何かの経済効果、投資効果を測る上で、 今はROI(投資対効果)を重視していましたが、 それよりコストが重要ではないかという問いです。
「経済効果」に意味はあるのか
よく「◯◯の経済効果は△△億円」と言われましたが、 自分はずっと、その意味が分かりませんでした。 なぜなら、その「経済効果」は、純増ではなさそうなんですよね。 経済効果が仮にあるとしても、その分どこかが減って、 結果的には大したことがない、あるいは下手したらマイナスの可能性もあります。
分かりやすい例だと、プロ野球の優勝による経済効果が該当します。 優勝したチームの経済効果は仮に正しいとします。 しかし、去年優勝したチームが今年は2位だったとしたら、 そのチームの経済効果はマイナスのはずです。 すなわち、トータルでプラスになるかどうかは分かりません。
問題は「効果」が図れるという前提で物事を進めていることです。 実際は、効果は多くの場合で予想を外します。 レジャー施設や、ショッピングセンターの破綻が起きるのは、 その効果を過大に見積もったからです。
コストが重要
では、費用対効果が測れないとしたら、 何が重要かなというと、それは、「コスト」だと思います。 正直、何がヒットするかは分かりません。 なので、ヒットするかどうか分からないものには、あまりコストをかけず、 それがヒットしそうになったと分かったら、投資を増やすのがいいと思います。
…というのを前々から言おう言おうと思って自信がなくて言えなかったのですが、 以下の本にそのまんまなことが書かれていました。
この本には成功するための戦略を5つ紹介しています。
- 何回も賭ける
- 小さく賭ける
- 実行可能な一歩を踏み出す
- 投資収益率(ROI)ではなく、許容損失額を計算する
- 情熱をモチベーションにする
どれも同感ですが、この4番目がまさに「コスパよりコスト」です。 やられた!という感じですね。