平均寿命とは
現在0歳の人がどれくらい生きられるかを示す指標です。
平均寿命が伸びた理由
ドラッカーの著書ネクスト・ソサエティ p97より。
ここでちょっとショッキングな事実をご紹介しよう。 抗生物質の発明などの医療の進歩は平均寿命にほとんど寄与していないという事実である。 ごくわずかの人たちにとっては福音だった。 統計的にはほとんど意味がない。平均寿命に寄与したのは労働環境の改善のほうである。 私が生まれたころは、
軽くググってみたが、日本人の寿命伸長:要因と展望には「生活水準の向上や労働条件の改善などによる,身体衰弱(debilitation)の緩慢化」として紹介されている。
具体的なデータは見ていないが、病気を治すよりも、病気にならない環境を整える方が大事ということだろう。 ドラッカーは度々、公衆衛生にも触れている。
ファクトフルネスには以下のように書かれている。
まとめると、レベル1やレベル2の医療環境を改善したいのであれば、 いきなり立派な病院を建てる必要はない。そんなおカネがあったら、 真っ先に初等教育・看護師教育・予防接種を充実させるべきだ。