意思決定とは
物事を実現するために何をすべきかを考え、一つを選ぶことです。
意思決定の5つのステップ
ドラッカーは「経営者の条件」において意思決定の5つのステップについて述べています。 (Kindle No.2096)
- 問題の種類を知る。「一般的な問題か、例外的な問題か」「何度も起こることか個別に対処すべき特殊なことか」
- 基本的な問題の兆候にすぎない問題
- 細かくは違うが分析すれば一般的な問題だとわかるもの。
- プログラムで言えばパラメータだけ違う
- 当事者については例外だが一般的な問題
- 個人的(?)は話だと例えば「出産」に関わる問題がそう。
- 真に例外で特殊な問題
- 新しい種類の基本的、一般的な問題の最初の表れ
- 基本的な問題の兆候にすぎない問題
意見の不一致
間違った結論に達している場合は、何か違う現実を見えていると考えられる。 「経営者の条件」p204に以下の記述がある。
明らかに間違った結論に達している人は、自分とは違う現実を見、 違う問題に気づいているに違いないと考える必要がある。 「もし彼の意見が、知的かつ合理的であると仮定するならば、 いったい彼は、どのような現実を見ているのか」と考えるべきである。
数学的に言うと、何を公理にしているかによって、得られる結論が異なるようなもの。