将棋の神様とは
将棋のことを全て知っているという仮想的な存在です。
神様が角を落として、羽生さんがやっと勝てる
有名なエピソードに、 羽生さん1が神様に角を落としてもらって、やっと勝てるという発言があります。 米長邦雄永世棋聖との対談「人生、惚れてこそ」という本のp35「第一章 頂上を見て生きる」に書いてありました。
羽生語録1 「将棋の神さまと、角落ちならなんとか、香落ちでは駄目ですね。 人間は将棋を理解していません。まだ知ることが、たくさんあります」
「対局する言葉」という本のp82「第四章 日本語という天才」にも書いてありました。
柳瀬――とんでもない。でもどうなんですか、将棋の神様とやって角落ちなら勝てるとか。
羽生――角落ちは、そうですね、辛勝という感じですかね。かろうじて残せるかな、という気はしますけど。香落ちはもう全然だめですね。
ただ、どちらもその場で発言したのではなく、 過去に発言したことを取り上げてるだけのようです。 この著書は両方とも七冠独占した直後の本なので、 七冠独占したとき、あるいはその頃の発言かなぁと思ってます2。