投資とは
増やすために資源を投入することです。 資源には「お金」や「時間」があります。
投資と投機の違い
簡単に言えばこのようなものです。
- 投資: プラスサムゲーム
- 投機: ゼロサム・マイナスサムゲーム
別の言い方をすると、「本質的価値によってプラスになるもの」が投資で、 「本質的価値は(ほとんど)なく、全体としては儲からないもの」が投機です。
例えば、株式は「利益を生み出す」という株式会社の本質的価値によるもので、 基本的には投資です。一方で、「貴金属投資」と呼ばれているものは、 それ自体では利益を生み出すことはないため、自分は投資とは認めていません。 (資産としての価値は認めますが)
投資の4パターン
何となく思いついたのが以下の4パターンです。
- デイトレ型
- 投資よりも投機。素早く行動することを重視する
- バフェット型
- 投機よりも投資。本質的価値を見定めることを重視する
- 騙され型
- 「楽して儲けたい」人。騙される。
- 無関心型
- そもそも儲けることに関心がない。
何となく4パターンあるなと思っただけで、 これは変わることはあります。自分の場合は4.→2.ですね。 1.が2.になったりその逆になることは多分ないです。
未来のための予算は一定に保つ
ドラッカーの「明日を支配するもの」p100より。
チェンジ・リーダーたるためには、二つの予算が必要である。 その一つが現在の事業のための予算である。これは、事業を継続して行なっていくうえで最小限必要なものである。 規模は、全予算の八〇パーセントから九〇パーセントである。不況期には下方修正する必要がある。 ただし、好況期にあっても、自動的に上方修正してはならない。少なくとも、売り上げや利益と同じように上げてはならない。 もう一つが未来のための予算である。これは、好不況にかかわらず一定に保つべきものである。規模は、全予算の一〇パーセントから二〇パーセントである。
(中略)
未来のための予算は、理想的な結果をもたらすために必要とされるものである。 組織の存亡にかかわる破局的な自体に陥ったときを除き、景気や業績のいかんにかかわらず、 一定のレベルに維持すべきものである。前述の成功の追求のための予算も、この未来のための予算に含まれる。
ここでは予算の話をしていますが、「時間」についても同様のことが言えます。 未来のため、別の言い方をすると「緊急ではないが重要」に割くための時間は、一定を確保する必要があります。